本日は、ビストロりゃん父へお越しくださいまして、有り難うございます。
またお目にかかれて光栄でございます。どうぞごゆっくりとおくつろぎくださいませ。
本日のメニューは、ヨーグルトとカッテージチーズを使った味わい深い「ベイクドヨーグルトケーキ」と、リンゴを器に見立てた「くりぬきリンゴのコンポート」でございます。
今年も昨年同様、お客さまお二人が共通して召し上がれる限られた食材のみを使いながら、特別な日の食卓を彩るスイートなデザートを、心を込めてお作りいたしました。
なお、本日限りのサービスといたしまして、それぞれのレシピをご案内いたしております。
ご家庭でも簡単にお作りいただけるよう、アレンジしてございますので、ホームパーティーにそしておもてなしのときなどにお試しいただけますと幸いでございます。
左:「ベイクドヨーグルトケーキ」 右:「くりぬきリンゴのコンポート」
(材料 2人分)
「ベイクドヨーグルトケーキ」
プレスヨーグルト*・・・大さじ2
カッテージチーズ・裏ごしタイプ・・・大さじ2
レモン汁・・・小さじ1
とき卵・・・半個分
ラズベリー・・・2個
オリーブオイルと小麦粉・・・少々
「くりぬきリンゴのコンポート」
こぶりのリンゴ・・・1個
プレスヨーグルト・・・大さじ1
キュウリ・・・超ミニサイズ2本
ラズベリー・・・4個
*プレスヨーグルトとは、ヨーグルトの水気をきったものです。
ヨーグルトをキッチンペーパーを敷いたザル等に入れ、冷蔵庫に一晩おくだけでできます。
(1)
ボールにプレスヨーグルトとカッテージチーズを入れます。
(2)
レモンを搾って汁を入れ、よくかき混ぜます。
(3)
卵を入れ、もったりするまでさらにかき混ぜます。
(4)
耐熱皿にオリーブオイルを薄く塗ります。
(5)
焼き上がったあとで取り出しやすいように、小麦粉をティッシュにつけてぽんぽんと軽くはたきます。
(6)
耐熱皿に静かに生地を流し込みます。
(7)
オーブントースターで、ふくらんで少し焼き色がつくくらいまで、6〜7分程度焼きます
(8)
表面にぽつぽつができたらOKです。
(9)
冷めてから、ラップ等を使ってひっくり返すと簡単に取り出せます。
(10)
皿に取って、上にラズベリーとミントの葉などをいろどり良く飾ります。
できあがりでございます。
よろしければ ご一緒に。
(11)
気合いが入ったところで、次は「くりぬきリンゴのコンポート」です。
リンゴを半分に切り、芯をスプーンでくりぬきます。
(12)
リンゴが変色しないように、先ほどのレモン汁を少し塗ります。
(13)
皮をむき、置いたときの納まりが良くなるよう、下を少し切り落とします。
(14)
耐熱容器に入れラップをし、電子レンジで柔らかくなるまでチンします。
(15)
電子レンジから出したら、そのまま熱を冷まします。
なお、写真のように、召し上がる方の体格に応じて、リンゴの大きさを調整すると良いでしょう。
(16)
キュウリはみじん切りにします。
(17)
ラズベリーはソースにするので、すりつぶしておきます。
(18)
リンゴが冷めたら皿に取って、盛りつけをします。
芯をくりぬいたリンゴを容器に見立て、中にプレスヨーグルトを詰めます。
キュウリを載せ、ラズベリーソースを回しかけて、できあがりでございます。
いかがでしたでしょうか。
猛暑に負けない冷たいスィーツ、お客さまにもきっとご満足いただけたと思っております。
おいしく楽しくヘルシーに、そしてお健やかに仲良く、これからもお過ごしくださいませ。。
また来年、お二人揃ってのご来店を、心よりお待ちしております。
2010年7月 「ビストロ りゃん父」 店主 敬白