みなさんこんぬづは、りゃん父です。
いよいよ今年も東北北部まで梅雨入り宣言!!(ノД`)・゜・。
でも、今のところそんなには降っていませんが、来週からは雨マークの日が続くようです。
で、本日6月18日(土)は快晴で気温も29℃まで上がる模様。
我が家の奥さんもノルデックウォーキングで早朝から出かけましたので、ワダスもマジェス子号でプチツーしてきました。
今回は仙台市太白区の「はしもと」という手打そばの店に行きます。
で、仙台市太白区なのでさほど遠くもありませんから、まず我が家を出て仙台港を通り、東日本大震災の津波被災地の名取市閖上(ゆりあげ)地区を見ながら行くことにしました。
仙台港から海沿いを南に向かう県道10号線は、今でも災害復旧の大型車両が多数行き来しています。
かつては津波被害で塩を含んだ大量の砂に覆われ、耕作が出来なった水田も今では栽培が再開されるようになりました。
道を挟んだ反対側にはかさ上げ道路を建設中。
名取川にかかる閖上大橋から見た閖上地区。
高さ6メートルの日和山。
被災後残った樹木の痕跡から、この山の上2.1mまで津波が上がったのだそうです。
かつてあった神社の社殿は津波で流されましたが、現在は新しい社殿に復旧されました。
今日はボランティアの方々による山の斜面の草刈りが行われていました。
お暑い中、お疲れさまでございまっす(^人^;)
山から見た風景。
すぐ隣の敷地ではテントも張られ、なにやら大勢の人だかりが。
これ、「ひまわりの苗を植えるイベント」なのだそうで、開会式の最中らしく、人が入れ代わり立ち代わり前に出てきてマイクで挨拶していました。
反対側を見下ろすと、名取市が建立した慰霊碑が見えます。
慰霊碑の向こうは、地元の笹かまぼこ会社「佐々直」のかつての本社工場があります。
被災し現在は使われておりません。
当初、市が震災遺構にしようかと検討したようですが、立ち消えになったようです。
閖上地区は海に非常に近いため元のままの復興はできず、住民が戻って居住できるよう海抜5メートルの高さまで土地を高くする、かさ上げ工事を行っています。
犠牲者の遺族から、まだ見つかっていない者がいるのに上に土を盛るのかといった反対意見も多く出て、論議を呼びましたが、結局かさ上げしないと安全の確保ができないため、こんな大規模な工事が行われています。
でも、この風景、何もない更地で元の街並みや自分の土地とかもどこが何だったか全然分からないようになってしまいますね。これがここに住んでいた人たちの故郷の風景とは、なぜだか実に悲しいね。
画像は漁港と海岸の間の湾(浦)に架かる橋。
津波に耐えましたが、欄干や路面はあちこち破損しています。
ちなみにこの橋の鉄骨や金属部分、かつて近くで鉄工所を営んでいたワダスの親戚が作ったものです。
ちなみにその親戚、かなり前に鉄工所を畳んで内陸側に引っ越したため、震災の被害は免れました。
子供のころ泊まりで遊びに来ましたが、朝食の味噌汁にフグ(おば(当然シロウト)が料理)が入っていたりしました。当時はタラだとばかり思っていました。確かにタラにしては
歯ごたえがあったような・・・・。
いずれにしろ無事で何より( ̄_ ̄|||)
(って、どっちの話?)
手打蕎麦の店「はしもと」にやってまいりました。
「はしもと」は、マンションやビルが建ち並ぶ意外なほど街の中にありました。
店内は「こじんまり」としており、カウンター(4人掛け)とテーブル席が1つ(8人掛け)、小上がりに2つの座席(各4人掛け)となっています。
壁には何点か絵が掲げられていて、「身内」の作品だそう。かなりの大作(100号以上)なのですが、これ、油彩でなくて水彩画です。
今日は朝食が遅かったため、ワダスも今回は「こじんまり」と普通に「ざるソバ」にしてみました。
細くて固めの薄い緑がかった透明感のあるソバ。
コシがあっておいしい。
つゆはやや濃いめですが、ソバによく合います。
ソバ湯は、そば粉を加えたとろみのあるタイプ。
山の中のソバ屋「もみじ野」に似たソバだと思ったら、「もみじ野」のお弟子なのだそうで、そう言えば「岩魚の天ぷら」もありました。
近くて良い(と言っても20kmくらいはある)ですが、山の中の雰囲気はないので、どっちに行くかは迷うところです。やっぱりバイクだと山だべか。
帰りは国道4号線を仙台の市街地を横に見ながら帰ってきました。
最後にスタンドで給油。
最近ガソリン、ちょっと値上がりしましたね。
今日は117円でした。一時期より10円以上上がってます。
(と言いながら、たつたの4リッターで満タンでしたけどね(*^_^*))