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dream50 りゃん父ドリやま日記

2017/05/21 第146回・・・マジェス子号で行く、新緑の宮城・川崎、蔵王〜新規開拓手打ちそば&ソフトソロツー!

みなさんこんぬづは、5月も下旬に入り、梅雨入り前の一年で最も過ごしやすい季節になりましたね。

我が家の庭も木々の緑が鮮やかになってきました。
ほんの1か月ちょっと前には、ケヤキもスモークツリーも全く葉っぱ一枚出ていなかったのに、今ではたくさんの若葉を付け、白い花を付けていたハナミズキは花びらが散って緑一色になりました。
ニセアカシヤも黄緑色の葉をたくさん付けました。

さて今日は、宮城県川崎町の郊外、宮城蔵王の麓にある十割蕎麦の店「川音亭(かわどてい)」に行ってみることにしました。
多賀城市の我が家からは県道10号線で仙台港沿いを南下し、岩沼市玉浦地区から西に向かい山越えをして村田町に出て、そこから川崎町を目指します。
仙台港の南側の県道脇では、道路の嵩上げ工事がかなり進んでおります。

こちらは、震災遺構に決まった荒浜小学校。 ワダスの姪のダンナも震災当時、教員としてここに勤めていました。
津波で校舎の周りが海のようになり孤立し、防災ヘリが何百回も飛んで校舎屋上から児童や教員が一人ひとりヘリに吊り上げられて救助されました。(゜-Å)
みんな大変な思いをして、今を生きているわけですね。

岩沼市の玉浦から県道125号に右折し岩沼市中心部へ向かいます。

おお、この辺にも「マツモトキヨシ」とか「食彩館」という郊外型大型店舗が出来たのですね。町が復活してきています。

国道4号線を右に右折し、少し北に向かった後県道25号を左折し、内陸に向かいます。
画像の国道4号線沿いのノボリが立った和風のお店は、ラーメン屋の味噌蔵「麺光」。
例の、店の主人がデカいバイクを何台も持っているお店です。

岩沼市街に入り、道路標識にも「蔵王」とか「村田」の文字が現れました。

岩沼の市街地を抜けると一気に風景になります。
ここから村田までは細いクネクネ道の山道になります。

この道、降水量が一定量を超えると通行止めになる山道なのですが、おお、そしたらやっぱり新しい道とかトンネルとか工事しているのですね。完成はいつになるのでしょうか。

クネクネ道の山道は、こんな感じで車がすれ違うのがやっとという感じ。
バイクだとスイスイですが、四輪車はできれば通りたくない道です。

山越えを終えて大きな道に出ました。
画像は後ろを振り返って撮影したもの。道路標識の右斜め上側から出てきたわけです。
左上に向いた矢印の先には、ヤマハの聖地「スポーツランドSUGO」があります。

村田から川崎に向かっては一旦フラットな田園地帯を抜けます。
ここまで来ると、残雪の蔵王が目に飛び込んできます。

蔵王、まだまだ雪が残っていますがかなり減った方です。
ちなみに山形の月山なんて、まだ真冬のように山全体が真っ白ですからね、驚きです。雪が溶ける暇があるのか?って感じ。(!!!`Д´)

雪が溶けたと思ったら、また雪が降ってくる季節になるんじゃないか?ってとこですね。

ちょっとした峠を越えると、いよいよ県境の町、川崎町が見えてきました。

さて、この川崎町。こんな町場なのに、実は熊が出没したことがあります。

こちら町の中心に近い場所のソバ屋ですが、この近く、前の写真の道路の突き当りに時計屋さんがあって、その左隣の衣料品店に、白昼、熊が自動ドアを開けて入ってきたという事件が起きています。

こわいですよね。
町中ということで安心せず、複数人数で鈴やラジオを携帯して音を鳴らしたり、大声でしゃべりながら歩きましょう d(゚-^*)

川崎町の市街地を抜け、国道286号線、通称:笹谷街道を西に向かって走ります。

笹谷街道は昔から仙台と山形を結ぶ最短の道で、江戸時代には参勤交代にも使われました。長く続く松並木が当時を偲ばせます。

国道286号線から国道457号線に左折し、いよいよ山に向かって走ります。

新緑が鮮やかで、気持ちよくて最高です!

さすがに今日はツーリングのバイクも多いです。

ということで、到着いたしました、十割蕎麦の店「川音亭」。

開店は11時ですが、15分前に到着したのでまだシャッターが半分上がっただけで、厨房からは準備する音が聞こえますので、しばし開店を待ちます。

店のエアコンの屋外機の上にデジカメを置き自分撮り。

「 ・  ・  ・ 」

う〜む、ピントも露出も全然合ってませんなあ、とほほ(T▲T)

店の全景はこんな感じ。山の中の自然の中に1軒だけぽつんと建っています。

店の周りをちょっと見てみました。

目の前の山に続く雑木林が見えますが、この辺り別荘地として売り出されているようで、雑木林の合間に道路とか建物が見え隠れします。

店から青根温泉方面を望むと、松林の間から蔵王の山々が見えます。
緑が深いです。

開店5分前になると、おそらく店主の娘さんが道路沿いに立てるノボリを持ってきて立て始めました。
で、彼女よりももっと若い小学校高学年から中学校低学年くらいの息子らしき少年が岩魚の串焼きを焼いていました。

なるほど、家族経営でやっているのですね。でも学校遠いだろうなぁ・・・。

ということで、当然一番乗り!(^−^)v
店の一番奥の小上がりの席にしました。

ところで、この30分後、11時半くらいになると、この開店直後の様子とは一変し、ほぼ満席状態になりました。やっぱり、早きこと風の如く、早起きは三文の徳ってことですね。

(ちょっと意味違うかも。)

で、注文したのは、岩魚の塩焼き、山菜の天ぷら、そして、もりソバ。
山菜の天ぷらは、タラノメ、コシアブラ、アマドコロ、ハリギリ、シドケ、シイタケ、タケノコの7種類。

岩魚は塩焼きで天ぷらではありませんので、頭からガブリとできるのかどうか迷いましたが、川魚は骨を除けるのが面倒そうなので、結局丸ごと食べてしまいました。
一応、小骨も気になることなく食べられました。

ということで見事に完食!

岩魚は焼き立て、天ぷらは本日最初の油で揚げたもの、そばは十割でやや太さはあるものの、歯ごたえが柔らかく美味しかったです。

川音亭を後にし、さらに青根温泉方面へ山道を登ります。
だんだんとワインディングになってきましたね。

青根温泉の洋館のところまで来ました。
かなり標高も高くなって、視界が広くてとても気持ち良いです。

でも、しかし、なんとこの標高の高さにもかかわらず、気温は31℃!!!(≧◇≦)
なんなのですか?この暑さは一体!?

青根温泉の湯元の「不忘閣」の前で一枚。
こんな暑い日、温泉入ったらワダスなんか溶けちゃうな、間違いなく(;∀;)

ということで、青根温泉から遠刈田温泉に抜けようと山道を走ってきたら、突然のスト〜ップ!!!!!(!!!`Д´)

本日、蔵王ヒルクライム・エコと言って、蔵王エコーラインと蔵王ハイラインを舞台にした自転車のロードレースをやっているのだそうで、交通規制が行われておりました。
時間規制なのでしょうが、蔵王エコーライン方面には一般車両は入れないようです。

遠刈田温泉から再び川崎町に抜けて、杜の湖畔公園近くのドライブインにやってきました。
今日はメチャメチャ暑いのでソフトクリームでも食べようかと寄ったわけですが・・・・。

なんなんじゃぁ??この店はっ??
全体がソフトの看板になってるし、屋根にもソフトが何本も立ってるじゃねえかっ!!!?

まるで映画「八つ墓村」で山崎努が演じた、頭の懐中電灯のようじゃないかっ!!!(;゚Д゚;)

ソフトってこんなに種類あるのか?
マンゴー、甘熟メロン、さつまいも、クッキーズバニラ、さくら、ベリーミックス、バニラ、チョコレート、ストロベリー、抹茶、フレンチバニラ、バニラ&チョコレート、バニラ&ストロベリー、バニラ&抹茶、チョコバナナ、ブルーベリーヨーグルト風味、北海道小倉、そば(?)、豆乳、中華杏仁、巨峰、白桃、マロン、紫いも、みかん、梅、バラ、パイナップル(アッポーペン?)、ソーダラムネ入り、さつまいも、柚子、練乳いちご、チーズビスケット、コーヒー&ミルク、アサイー、アーモンドチョコレート、ミント、ずんだ・・・・・もっとありそうです。
で、どれも値段は一律280円なんだって。

・・・しかし、この店だけじゃなく、周りもなんか異常な雰囲気、似てますなぁ(;・∀・)

ワダスはフレンチバニラを購入。
ま、まずまず美味しいで〜す♪
暑いから溶けるの早い早い!

で、この店の主人(画像の左の人)、お客の呼び込みがスゴイ。
「お二人さん、中入って休んで!コーヒータダ!」とか「おねいさん、中入って!ポップコーンタダ!」とか、ずっと叫びっぱなし。

で、ワダスには、最初「おにいさん、中入って休んで!」とか言っていたのに、ヘルメット脱いだら「おとうさん、おとうさん、中入って!」「おとうさん、おとうさん、休んで休んで、ポップコーンタダだから。」「おとうさん、おとうさん!」

「“おとうさん”“おとうさん”って、ワダス、アナタの“おとうさん”でないから、“おとうさん”って呼ぶの、やめてくんねえか!!周りの人笑ってるし!!」
と、心の中でかなり怒りましたが、タダのポップコーン、しっかり頂戴しちゃいました(^T^;)ゞ

........φ(._*)☆\(-_-)

ということで、ちゃこP&ボビたんにお土産も出来たし、川崎町を後にし我が家への帰途に着いたのでありました。メデタシ、メデタシ♪(^−^)v

(って、タダの土産かい。)