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dream50 りゃん父ドリやま日記

2018/04/28 第154回・・・マジェス子号とBMWで行く、GWの栗子トンネル〜白鷹隠れ蕎麦屋ツー!

みなさんこんぬづは、りゃん父です。

2年間の北海道函館でのお務めを果たし、内地に戻ってきたBMトバ号。戻ってくるなり「H型インフルエンザ」などと、まるで爆発感染の発生源みたいに、みんなから心無い言われ方をしておりましたが、なんとか回復したようで、今回はトバ号からSMSが来ました。
(ところで、“みんな”って誰だ?)

「いつでも大丈夫」と返したら、早速「明日」と返ってきました。

トバ号の語り口、テンション高いっすね・・・(V∀V)

ということで、今回はマジェス子号を引っ張り出し、まずはタイヤの空気圧チェック。
マジェス子号の空気圧はフロント、リアともに2.0kg/m2、ひと冬の間に空気圧は約8割になっていましたが、さすがチューブレス、あまり抜けていませんね。

ということで、BMトバ号、バッテリーを何時間充電しても充電完了にならない、という不安を抱えながら、集合時刻にやってまいりました(^^)

ところで、前回のツーリング、先週の4月22日に比べて、たった6日間ではありますが、庭の樹木のうち、ビニールハウスの左のニセアカシヤも黄緑色の葉っぱが茂ってきたし、跳ね上げ式門扉の右側のスモークツリーも茶色がかった新芽が出てきました。

トバちゃんからの上洛記念のお土産は、「道産子 いかめし」。

以前お土産にいただいたいかめしは、コンビニ袋入りの「わけあり」いかめしでしたが、今回は真っ当な化粧箱入りです。

いつもいつも、いかめしをアリガトネ(^人^)

並んで出発前の記念撮影。

さて、今日はどこに行くかというと、本日からゴールデンウイークのため、高速道路の下りは渋滞が予想されるので、普通の人たちとは逆のパターン。

東北道の上りで福島まで行って、昨年11月に開通した東北で一番長いトンネル、全国でも東京湾アクアトンネルに次いで5番目の長さの「東北中央道 栗子トンネル」を通り、山形県米沢市に抜け、米沢からは一般道で、川西町→長井市→白鷹町→朝日町→大江町→寒河江市→河北町→東根市、そして関山トンネルを通って、宮城県に帰ってくるという、山形の内陸部を一周するような計画です。

我が家を出発し、仙台港北ICから仙台東道路に乗り、南部道路〜東北自動車道と走って、「菅生SA」でいったん休憩です。

ここで、購入したのはモンスターエナジー。

長時間の運転で眠気をもよおすとマズいので、

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ヾ(*`Д´*)ノ"(チコちゃん5才)

ということで、L-アルギニン+D-リボース+高麗人参+L-カルニチン+カフェインで、野生を解き放っちゃおう!!
プルタブまでカックイイ♪

(でも飲み過ぎはカラダに良くないみたいなので注意しませうね。)

東北自動車の福島JCTから東北中央道に入り、大笹生(おおざそう)IC手前の本線料金所で精算したら、ここから先は無料供用区間。
開通したばかりの新しい道路です。

トンネルはいつもありますが、福島と山形の県境近くは、路面がアスファルトではなく、重機による除雪作業に対しても路面が壊れにくいコンクリート道路になります。

いよいよ「栗子トンネル」に入りました。
全長8,972 m、長いです。
道路トンネルの長さで日本で5位、無料のトンネルでは日本一の長さだそうです。
国道13号線の栗子峠や栗子国際スキー場の下を通っています。

米沢側に出ました。
米沢側はちょうど米沢スキー場あたりでトンネルから出ます。
山奥で普段見ることのない水窪ダムのダム湖が見えたりします。

米沢中央ICで下りました。
ドライバーの目に飛び込む「山形酒大集合」が素晴らしい!
(どうして素晴らしいのか?)

トバちゃんBM号も、ここまではノントラブルで快調な走りでおじゃる。

高速走ったので多少は充電されたかにょ?゜~(o ̄▼ ̄o)ノ

米沢にやってきた証拠に「米沢市役所」の庁舎の画像をどうぞ。

コンビニで休憩、おやつタイム。

山形は、VegasVegasが多いよね。そだねー。

米沢を抜け、国道287号線を川西町へ向かいます。
長い冬が終わったのどかな田園風景って感じです。

こちらは、川西町フレンドリープラザ。

「ジャズやるべ!」の映画「スイングガールズ」のラストシーン、音楽祭のロケをおこなったコンサートホールが、ここだず〜。んだず〜。

川西町から長井市に向かうと、正面に朝日連峰が見えてきます。

※ 前を行くバイクはBMトバ号ではなく、よそのライダーです。

途中の交差点での標識。
ここから新潟まで115km。下道で2時間です。

画像の建物は、山形県置賜地方で最も高い建物と言われる「タスパークホテル」。
で、この「タス」とは、19世紀のイギリスの女性旅行家イザベラ・バードが訪れた際、ここ置賜地方を「エデンの園」とし、その風景を「東洋のアルカディア」と評したことにちなみ、”Toward Arcadia Spiral”の頭文字をとり「TAS(タス)」と名付けたのだそうです(^.^)b

ということで、長井市を抜け白鷹町に来て、到着したのはコチラ・・・・

そば処「熊屋」。
クルマでは何度か来ましたが、バイクでは初めてです。

「春サクラ。夏はベニバナ、秋はアユ。冬は隠れ蕎麦屋のしらたかへ。(句読点は原文のまま。)」って、冬はソバしか、ないのかよ。

…………φ(._*)☆\(-_-)

写真は、「何食べよっかな〜」のトバちゃん・・・・、
ではなくて、「一体ここはどの辺なんだ?」と現在地を調査中のトバちゃん。

大体、メニューは選びようがないというか、「もりそば」だけ。

かと思っていたら、今回は「寒ざらしそば」もあるというので、本日は「寒ざらし」をいただくことにしました。

でさ、来るたび思うのだけれど、この店、絶対傾いてるよね。(経営とかいうことじゃなくて、建物がさ。)

…………φ(._*)☆\(-_-)

こちらが「寒ざらしそば」の十割ソバ。
秋に採れたソバの実を袋に入れて真冬に川に沈め、それを引き上げて天日と寒風に晒して乾燥させたのが「寒ざらしそば」。
アクが抜けて甘みが強くなり、とてもまいうー♪
それとこの地方のソバにはワサビが付いてきません。唐辛子を薬味にします。

付け合わせのおひたしは、この地方の春の山菜「こしあぶら」。香りと苦みが強く、「山菜の女王」と呼ばれます(^∀^)b

ハイ、あっちゅー間に完食!

ああっ!しまった!

・・・・・・・・・。

いや、とくに、しまったといった点がない!!!!(≧∇≦;)

.......φ(。∀*)☆\(-_-)

ところで、熊屋の駐車場の前には、菜の花畑が広がっています。

一面黄色の世界。

菜の花のアップ。

熊屋を後にし、最上川沿いを寒河江に向けて出発します。

途中、駅伝大会をやっていました。
沿道にほとんどギャラリーがおらず、ちょっと寂しい。

.......φ(。∀*)☆\(-_-)

これ、「山形県縦断駅伝競走大会」と言って、3日間をかけて山形県内約300kmを走り抜ける駅伝大会で、「世界で2番目に長い距離の駅伝」なんだそうです。
みんなガンバレ!!

朝日町では最上川を横に見ながら走ります。

この辺りの最上川は大きく蛇行しながら、まるでダム湖のような深い淵を作っております。

「五月雨を集めて早し最上川」(松尾芭蕉)ですね。(全然関係ないけど。)

(※ 芭蕉の句の方はもっと下流の最上川で、しかも雨で水かさが増しゴーゴーと流れる様子を詠んだものです(^人^;))

朝日町、大江町、寒河江市、河北町と通過して、東根市に入りました。
この辺り、周り一面サクランボ畑が広がります。

ちなみにサクランボの山形県全体の販売額は年に330億円。しかも収穫時期はたった2か月間。
儲かるところは儲かっているわけよ、きっと。

ということで、東根市から関山トンネルを通って、ワダスらはなんと、仙台の市街地のど真ん中を走行中!?
というのも、BMトバ号、仙台港の南海部品仙台店に行って、できれば新しいバッテリーを購入したいらしい。

で、やってまいりました、南海部品仙台店。

お店のスタッフにBM号のバッテリーを確認してもらい、互換性のある汎用品を購入しようとしましたが・・・・・。

なんと、特殊なタイプで、しかもバッテリーを交換するにはBMW独特の工具が必要らしく、お店のスタッフも自信がなさそうな感じ。
おいおい、しっかりしろよ。

ちなみに、トバちゃんBM号はFシリーズと言って、タンクはダミータンクで、そこを開けるとバッテリーなどの電装関係が詰まっています。

結局、汎用品は諦めて、ディーラーに連絡を入れて、純正のバッテリーを新品に交換してもらうことにしたトバちゃん。これからまた仙台市内のBMW専門ディーラーに行くそうで、今日はここで解散です。

汎用品だと1万2千円位なのに、純正だとお値段は2万3千円だそうで、外車のバイクって「お金のかかるオモチャ」と言われる所以ですなぁ(^.^)/~~~

※ ドリやま号なんてキックでも掛かるのに!

ということで、本日マジェス子号での走行距離、延べ285km。

高速も使ったので、意外と走りました。
高回転を多用したせいか、燃費は思ったよりもちょっと良くなかった感じですね。
ではではまたね〜♪(^∀^)